[MN-018] AXI-22XXモータのベアリング交換

 
2005.02.02掲載
 

ロータ(回転部分)の外し方としては、後部イモネジを外してシャフトを抜いてしまう方法もありますが、少々きつく入っているみたいです。
以下の用にロータごと引き抜いた方が楽でしょう。

  


前面のCリングは浅い溝にかかっているだけですので、−ドライバ、ペンチ等で軸に沿わせて溝から外します。その際に無理に広げると再使用できません。(予備用Cリングは1つ入っています)
 
Cリングの下にはスペーサ(ワシャ)が入っています。スペーサを取り外してからロータを後部へ引き抜きます。
 

今後の作業はエナメル線を傷つけないように、慎重に作業します。
 
Φ3mmの丸棒(写真はカーボンロッド)を軸穴に差込み、ベアリングの内側のを叩いて外します。
1箇所で叩かないで、力が均等にかかるように場所を替えながら作業します。
反対側も同様に作業してベアリングを外します。
 
新しいベアリングは、きちんと奥まで挿入します。緩いようであれあればネジロックを使用します。
スペーサを取り付けた状態で、Cリングの溝位置が合っているか確認します。
(ベアリングがきちんと挿入されていないとずれます。)
 
Cリングの取り付けはペンチで耳を摘んで軸に合わせて上部から押し込み、軸に沿わせて移動してはめ込みます。

 

  

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