[MN-019] コンバットデジQの電池交換

 
2006.11.29掲載
  

コンバットデジQは、2002年頃にコナミより発売されていた赤外線コントロールの対戦型戦車です。(現在は生産終了)
内蔵の電池はニッケル水素の80mAhが2本の仕様です。この電池は200回程度充放電可能ですが、既に消耗して動かなくなっているデジQが多くあるのではないかとおもいます。

今回、交換用バッテリを入手しましたが純正バッテリより1mm程高さが大きいみたいです。。
搭載するには若干の加工が必要でしたので、分解の仕方を含めた作業手順をまとめてみました。

  


上カバーを外した状態です。
ネジは3本でとめられています。裏側に1本、中央タイヤの裏側に左右各1本あります。

タイヤ裏側のネジ2本はネジ頭が非常に小さいです。作業には精密ドライバーまたは、めがね用のドライバーが必要です。

作業するにあたり、電池を取外し、フロントギア部も上へ引き上げて外します。

 

  (左側の写真)

ギアボックスの飛び出し部を1mm程度削ります。(赤くマークしている部分)

素材のプラスチックは柔らかいので、サンドペーパーで簡単に削れます。

(左側の写真)

下側ボディーのバッテリホルダーの角部を1mm程度削ります。(赤くマークしている部分)

作業には彫金用のリューター等があればベストですが、デザインカッター(刃先がとがっている)でも可能です。

(右側の写真)

加工後の状態です。

(左側の写真)

新しい電池パックのコードが出る部分の外皮をカッターで切り込みを入れます。

(右側の写真)

搭載する際はコードを上へ直角に曲げます。その際に電池の厚さに納まるようにします。

バッテリのリードを基板へハンダ付けします。
作業部分は狭いですので、先の細いハンダゴテが適しています。

基板へのハンダ付けに自信が無い場合は、当初のリード線を基板から外さないで、途中でつないでしまっても良いでしょう。


こんな感じで納まりました。

 

  

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