このシリーズのモーターはOEM品として国内でも販売されており、ネットショップ等でも輸入販売されていますので目にした人も多いのではと思います。価格の割に良く出来たモータだと思います。

３セルリポを使用して、入力１５０W〜２５０Wで使用可能です。（効率６５〜７０％程度）
　

左から

KA22-10S 質量54.4g（63.4g） 外径28mm L37mm

KA22-15M 質量69.6g（78.6g） 外径28mm L42mm

KA22-20L 質量86.0g（95.0g） 外径28mm L47mm

　（　）内は写真の状態の質量
　Ｌは十字マウント背面からペラ固定面までの長さ

ワイヤーは密に巻いてあり、マグネットもＲタイプを使っています。ベアリングは中国製だと思いますが、良質な物を使用しています。国産品のベアリングと交換してチェックしてみましたが、性能、音とも違いはありませんでした。
トラブルになることが多いモーター配線の出口も接着材で固定してあります。
全体としては好感の持てるつくりだと感じます。
　

 
３セルのリポで最適と思われるペラを２種類テストしています。

上段はスタント機、下段はアクロ機（ファンフライ）で使用可能な上限です。

今回の測定は冬場（室温２０℃前後）で行っていますので夏場での使用はモーター温度に注意してください。このモーターに限りませんが、ワイヤー密度が高いため熱がこもりやすいようです。下記の値は１０秒程度廻して電流値が５％程度下がった時の値です。

KV値については違和感を感じたので実測してみました。（１０．０Ｖ時の無負荷回転数）

ハイペリオン製のスナイパー３ＤにKA22-15Mを使用しています。
DUALSKY 11.1V 850GT + APC-E 10X5 がお気に入りの組み合わせです。