HobbyNet Evolve
 
2006.04.26掲載
 
  

HbbyNetから発売されている、スタント機ARFです。
機体構造は限界まで肉抜きされたバルサで一部カーボン補強がされています。
カラーリング、胴体の構造を見る限りではお買い得な機体だと思います。
ただし、スタント機として発売されていますが、どちらかといえばアクロ機です。
主翼と胴体は一体構造となるため、取外しは出来ません。
 

Wing Span: 1010 mm
Fuselage Length: 940 mm
Wing Area: 20.0 dm2
Flying Weight: 740g
Initial Power: 250W  (34W/100g)
 
 主翼のプランクが中途半端なところまでしかないために段がついています。その影響だと思いますがスピードののりが今ひとつです。

エレベータの左右連結部はどう見ても剛性が足りないように見えました。1mmのカーボン板で片面に補強を入れました。
付属にアルミ製のホーンが付いていましたが、ロッドの剛性に対しては丈夫過ぎる(つまり重い)と思います。
DUBROのマイクロUコントロールホーンを4箇所使用しました。

もともとはフロントマウントの2213クラスのアウターローター用で設計されていたみたいですが、機体が大柄なので一回り大きなモータを推奨しています。

取付がバックマウントとなるためにカウルまでの余裕が少なく、長さも微妙に足りないです。
 

Receiver: Futaba R146iP (PCM)
Servo: Futaba S3110 x 4
ESC: DUALSKY XC2512 25A (Burst 35A)
MOTOR: APS30-30T (75g Kv1070) 
DUALSKY  11.1V 2250mAh (150g 12C Burst 20C)
Prop size: APC-E 11 x 5.5

ランディングギアは形は良いのですが、丈夫すぎます。何回か着陸した後にマウントごと剥がれました。
マウント部を修理する際にグラスで補強して、間にゴムブッシュを入れてフレキシブルな取り付けとしました。
さらにホイールを48mmに変更しています。

ペラを10x7に替えてみたり、バッテリを軽いのにしてみたりしましたが今ひとつしっくりこない機体です。スタント機として飛ばすので有れば、GWS製のFORMOSAの方が性能は上だと感じます。