NIEUPORT-17
 
2008.09.04掲載
2008.09.08掲載
 
   


Innovative Model Product (旧LXモデル)のニューポール(ARF)です。
型番を NIEUPORT-17 としましたが、多分そうだと思います。(よくわかりません)
リンケージ等に少し問題もありますが(ARFとしては)、その他の作りはすばらしいです。できれば半透明の白フィルムであればもっと良い感じに仕上がったと思います。
複葉機ですので若干オーバーパワー気味の方が楽しめそうです。大きなタイヤがついているので、このような草地からも楽に離陸します。軽快に良く飛びます。
フライトさせてみると、エルロンを打ってもうまく旋回にはいりませんので、ラダーミキシングをかけました。(エルロンサーボに4.4gサーボを使用したので、トルク負けしているのかも知れません)
写真には写っていませんが、良くできた軽量な機銃もついていますのでスケール感もかなり良いです。

Wing Span: 815 mm
Fuselage Length: 610 mm
Wing Area: − dm2
Flying Weight: 487g
Initial Power: 150W  (31W/100g)
 

Receiver: Quick 7ch (PPM)
Aileron Servo: HD-1440A (4.4g) x 2
Elevetor Servo: FUTABA S3110 (7.7g)
Rudder Servo: FUTABA S3110 (7.7g)
ESC: HW20A SuperSimple 20A ESC (Card Programmable)
MOTOR: KA22-10S (KV:1200) (54.4g)
PROP: APC-SLO 9 x 4.7
Li-Poly: DUALSKY XPowerGR 1300mAh 11.1V - 20C (117g )

動力テストしてみると、10.8V時 14.3〜15.0Aの間で電流が振れます。フルスロット時に安定しません。これはHobbyWing互換アンプとして売られていたESCの問題のようです。香港のUnitedHobbiesから買いましたが、ショップのコメントを見ると、2セル時にも別の問題があるみたいです。

Weight: 19g
Size: 45x25x4mm
Cells: 2-3S (Auto Detect)
Max Current: 25A
BEC: 2A

確かにプログラムカードも使えるし、起動、中速はスムーズです。”安物買いの機体失い” にならないように、別の物に換えるつもりです。
同型の30Aを69mmのEDF(2極モーター)でテストしていたところ、このESCのみ振動が多いのです。相性の問題かもしれませんが、ESCによりこのような差異が出るとは意外でした。2008.09.08



ホーンはカーボン材の切り出しです。翼のほうにも切り欠きがあるので差し込むだけかと思いましたが、すかすかでしたので瞬間接着剤ではなく、セメダインXで肉盛して取り付けました。

付属のロッドはカーボン棒(φ2mm位)、胴体から尾翼へ出る長穴も加工済みです。しかしながら、正確に左右対称の位置にあるため、胴体内でロッドをクロスさせることができません。 
ロッドを胴体に沿わせる形で、ピアノ線(φ1mm)を継いで尾翼側で曲げ加工してリンケージしました。
 
エルロンサーボの位置ですが、なぜか平行にずれています。斜めにリンケージをしました。遊び部分を最小にして、穴部に直線部分を少し残して、ずれがないようにしてみました。

モーターマウントは材料が入っていただけで組み立てる向きが良くわかりませんでしたので、写真をとりました。
このマウントを胴体へ取り付けるとカウルとのセンターがずれます。(悲しいことに後で気がつきました)
モーター位置を上へ5mm位ずらすと中心に来そうです。
自分はカウルのセンターをずらしました。(面倒くさいので)

重心の関係から、バッテリを(3S-1300)を横置きにして、できるだけ前に積みました。これでもやや後ろ重心です。

その他気になったところ

エルロンサーボのコードを延長コードで伸ばすとコネクタが翼内を通過できませんでしたので、コネクタのハウジングをばらすか、長いリード線に付け替えたほうが楽です。

翼間のワイヤーは加工済みで張り具合もちょうど良い感じに加工済みです。ただし、胴体側は1点止めなので、上翼が前後に動きます。

リンケージ用に加工済みのピアノ線の端材がいっぱい入っていますが、この部品でリンケージは不可能です。0.8、1.0mmのピアノ線を別途必要です。

ラダーは胴体に1点止めになりますが、付属しているヒンジは弱すぎるので、厚めの腰があるものに交換したほうが良いと思います。(そうしました)

サーボ搭載部分は加工済みなのですが、どのサーボを想定しているのか不明。

カウルは内側から白色に塗装されていましたが、スケールてきにはメタルでしょう。塗装をはがして裏側から、銀色を塗りました。(結構大変でした)

胴体の尾翼取り付け部分の部品が欠品していましたのでバルサの破片から作りました。(というか、スケール的に形が違うのでは?)