自分が作業に使っている道具を紹介します。それなりのものを作るためには道具を選ぶことも重要だと考えています。
ハンダ付けを長年していますが、その出来は道具次第だと思います。きれいにハンダ付けが出来ない人は参考にしてみてください。
■ハンダこて
HOZAN製 HS-11 (11W) 写真の上側
握り部からこて先までの距離が短いため、細かい作業をする時は手放せません。
こて先がほとんど酸化しないので、ゴミが付きません。
φ1.0mmのこて先が標準で付属していますので、基板への部品付けはほぼOKです。
SOPタイプのICはφ0.6mmのこて先に付け替えて作業しています。
少し値段は高いですが長く使えます。お勧めです。
(40W) 写真の下側
動力用のコネクタとケーブル関連、
リンケージ用のメタルチップとワイヤーなど。
(80〜100W)
ニッカドのセル組に使っています。出力の弱いハンダこて で時間をかけてしまうと電池を痛めます。
■ハンダ
低残渣タイプのプリント基板用で、φ0.6〜0.8mm位が使いやすいです。
自分はNASA、アメリカ国防総省ご用達の日本アルミット製のハンダを使っています。
■プリント基板用フラックス
近所のDIYで手に入るもので使用感の良かったものはgoot製でした。非塩素系の低残渣タイプであれば良いでしょう。
■ハンダ吸取線
ポンプ式吸取器よりこちらのほうが良いです。フラックス同様に非塩素系の低残渣タイプであれば良いでしょう。
■こて台
掃除用のスポンジ(水を含ませる)は必需です。
■ニッパー
■ラジオペンチ
この辺の道具も専用品を使い、外の用途には使いません。特にニッパーは部品のリード線以外は切ってはだめです。
■バイス
■ワイヤーストリッパー
無くても作業はできますが確実に芯線を絶対に傷つけないようにするためには必要です。