ROBIN XR-11.1V-750mAh リチウムポリマーバッテリー
 
 
2008.10.23掲載
 

 
 

ROBIN 11.1V 750mAh XR (質量68gコネクタ含む) 

 

新型のROBIN XR-11.1V-750mAh (25C-40C) リポについて放電試験をした結果です。
前モデル(700mAh)より容量が増え(+50mAh)、軽量化され(-6g)、実測放電レートも向上し、価格は2割以上安くなりました。
このクラスのリポでは最高のコストパフォーマンスだと思います。他を使う理由が見当たりません。 
 
3セル状態で、
25C連続放電をした結果、容量半分まではセル平均電圧が3.5Vを超えています。(平均3.48V)
リポは軽量化されると一般的に起電力は下がる傾向にありますが、このセルは別物のような感じです。

実際に使用される場合は、最大でも20C程度の連続使用となるはずです。
20Cレートで、前モデル(RB-700-XR)、Hyperion LVZ (公称30C)と比較したグラフも掲載しました。
放電容量率と放電レートの形で比較すると、異種サイズのリポが相対的に比較できます。
 
■計測方法について
使用した
充電器は Hyperion製 EOS-0610i DUOを使い満充電から放電させています。室温も25℃程度のコンディションにしています。
計測機器は ACM から 600W電子負荷(KIKUSUI製 PLZ603W) を制御して、3セルのバッテリをそのまま試験にかけています。
今回は12Cからスタート(慣らし放電)して、12C 15C 17.5C 20C 22.5C 25Cへ温度に注意しながらレートを上げていきました。
比較に使ったHyperion-LVZ 、ROBIN-XR-700 は昨年のデータを使用しています。(前回のテスト参照