3ブロックにそれぞれボリューム(半固定抵抗)が2箇所ありますが、中央側のボリュームが電圧調整用です。下側は電流インジケータ(LED)の動作点調整用です。
各ボリュームはセンターにしておきます。
調整する時は、リポは接続しません。
シュルツェをリポ3S、充電電流を0.5Aとしてセルバランサーと接続します。
充電電流が徐々に上がり、その間エラー表示が出ますが無視してください。
電流が0.45Aを超えたあたりでLEDが点灯します。
この状態でしばらく放置して、ヒートシンクを十分に熱します。(10分位)
セルバランサーはかなり熱を持ちますが異常ではありません。なぜならこの状態で 4.12V×0.53A×3=6.55W の放熱をしているからです。
電圧チェック端子で各ユニットの電圧が4.120Vとなるように中央側のボリュームを調整していきます。何度か繰り返して±0.001V(1mV)の単位まで合わせます。
(電圧が振れてしまう場合はプラスチック製のドライバーを使用して下さい)
周囲温度により基準電圧が変動しますが,各ユニットが同じ電圧となっていれば問題有りません。
自分は4.120Vで使用していますが、調整可能な電圧範囲は約4.00〜4.17Vです。
電流インジケータ(LED)の動作点調整は電流計を使って調整しますが、目安ですのでそのままで良いと思います。